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ファーストリテイリング財団は、2023年9月に発足したフィランソロピー・アジア・アライアンス(Philanthropy Asia Alliance:PAA)に加盟しました。
PAAは、世界的にインパクトのある活動実績のある組織やアジアで慈善活動に取り組む団体が集い、各団体の資金やネットワーク、知見を活用し、アジアの自然環境・教育・公衆衛生に関する課題の解決を目指しています。シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングス傘下の社会貢献推進機関「テマセク・トラスト」が発起し、23年9月時点で80以上の組織が、総額約8億USドル(1100億円相当)の拠出を約束しています。
FR財団は本年から10年間、PAAのコアメンバーとして参画し、PAAプロジェクトの実施に加え、PAAの運営戦略を協議するImpact Action Councilメンバーとしても参画し、PAA全体によるインパクトの最大化を図っていきます。
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今年2年目を迎える本プログラムでは、2023年8月1日~10日の10日間、AUWから10名(6か国の出身:バングラデシュ、アフガニスタン、スリランカ、ミャンマー、ネパール、パキスタン)の学生を東京大学に迎え、東京大学の学生11名と共に「難民・避難民」という世界的な課題をテーマに学びました。専門家、研究者による講義のほか、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際協力機構(JICA)、社会福祉法人さぽうと21など実際に現場で難民支援に取り組む団体の話を聞くセッションも行いました。8月8日には学生たちを有明オフィスに招待し、ファーストリテイリングやFR財団の難民支援、社会貢献活動を伝えるとともに、柳井正理事長が次世代の若者に期待することを語りました。また、学生が本プログラムで学んだことを大学内外に広く伝えるべく、10日には東京大学でシンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、過去に難民となったアフガニスタン出身のAUW学生が自身の経験を語る場面もあり、東京大学の藤井輝夫総長も交えて活発な質疑応答が交わされました。
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ファーストリテイリング財団のホームページを開設しました